■車輌紹介〜1700系700番台一般型車輌〜

1700系700番台


製造初年は2003年。
彩都高速線乗り入れ用に5両編成6本つくられた。VVVFがGTOサイリスタ制御からIGBTに変更され、連絡橋通過に伴う塩害対策で屋根上の電気機器の簡素化されており、一部の床下機器を車内に収納。そのスペースの関係で一部の車端部がロングシートとなっている。
一時編成組み換えが行われた後、帯の色を彩都高速仕様に変更され、その間の増備車を含めて7両編成5本、3両編成5本となっていたが、2004年3月に彩都高速鉄道の彩都急行への移行に合わせて非電化化されて不要となり、2008年9月からは5両編成10本でナナ快線内普通運用を中心に使われている。

その後、2013年から2014年にかけて機器更新が行われ、満月ヶ崎方の制御車と次の電動車を0.5M電動車ユニット化の上、主制御装置をIGBT-3レベルVVVFインバーターへ交換、190kwモーター交換に合わせて台車も交換、強化形前面排障器への交換、座席配置の変更、床敷材の交換、半自動ドアボタンの交換、玉袋線スクリーンドア対応TASCの搭載といったことが行われた。

作業内容が多岐に渡ったため作業に遅れが生じたものの2014年春から順次復帰が始まっている。
なお、この編成は起動加速度の関係から七郷フェザーラインには単独での直通運転はできない仕様となっている。


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