■車輌紹介〜1700系一般型車輌〜


製造初年は2002年。
湾岸線・高原都市線の快速用として変則4ドアセミクロスシート車で5連18編成作られ、GTO-3レベルVVVF制御で最高速度は130km/h運転対応、起動加速度2.7km/h/s減速度3.7km/h/sで普通用1000系より高速重視の設計になっている。また、野垣側1号車には車椅子対応の便所が付いている。
また、2006年3月からは12両編成運転のため、中間車を増備した7連バージョンが登場。それと平行して電動車の車端部床下に抵抗器取り付け工事も行われた。

5両編成8本、7両編成10本の陣容となっているが、2012年から就役10年を迎えることから車体更新と故障防止の機器更新工事が行われ、
満月ヶ崎方の制御車と次の電動車を0.5M電動車ユニット化の上、主制御装置をIGBT-3レベルVVVFインバーターへ交換、190kwモーター交換に合わせて台車も交換、強化形前面排障器への交換、座席配置の変更、床敷材の交換、半自動ドアボタンの交換、玉袋線スクリーンドア対応TASCの搭載といったことが行われた。

作業内容が多岐に渡ったため作業に遅れが生じたものの2013年秋からは順次復帰が始まっている。
なお、この編成は起動加速度の関係から七郷フェザーラインには単独での直通運転はできない仕様となっている。


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